こんにちは、きちんです。
今回は、「とりあえず3年は続ける」という思考の危なさについて記載していきます。
目次はこんな感じ。
では早速書いていきます。
【スポンサーリンク】
「とりあえず3年は続けてみたら?」
20代、特に第二新卒クラスの方が転職を検討する際、
友人やご両親、同僚に相談することがあるかと思います。
そのような時に、「とりあえず3年は続けてみたら?」
という言葉を投げかけられることがあると思います。
この、「とりあえず3年は続けてみたら?」には色々な意味があります。
いくつか、代表的なものを記載していきます。
どんなケースがあるか
以下にいくつか想定されるケースを記載していきますので、ご参考下さい。
友人に相談したケース
・そもそも『転職』自体に理解がなく、どこかで聞いたことがあるこのフレーズを発しているだけのケース
・そもそも『転職』という話題に興味がなく、適当にあしらっているだけのケース
第二新卒の場合、周囲の友人と呼べる人達自体が社会人歴も浅く、
転職に理解がない為、転職の相談相手にはなりえないケースが多いです。
置かれている仕事環境や、職場の人間関係等、深くまで共有していれば話は別ですが、
『転職しようと思ってるんだよね』
という話だけした場合は、浅い回答が返ってくることが多いと思います。
両親に相談したケース
このケースが一番、「3年は続けなさい」と言われるケースが多いと思います。
というのも、そもそも両親と私たちの置かれている環境が違いすぎる為です。
現在第二新卒の方達の両親は終身雇用が当たり前の世代です。
3年も経たずに辞めるなんて、皆目見当もつかないでしょう。
また、自分の子が頑張って就職した会社。
基本的には安定してほしいという志向が多い日本においては、
転職というリスクが多く見える事象に対しての拒否反応は大きいでしょう。
同僚に相談した場合
このケースの場合、『仲間を失いたくない』という気持ちが先行してしまうことが、
多い気がします。
僕が同僚に転職すると言った時も、『折角一緒の会社に入れたのに』という言葉が多かったです。
ただ、自身がやりたいこと等をしっかりと伝える事ができれば、人間関係や業務内容を知っている同僚の場合は、納得する場合が多いかとも思います。
上記のような様々な形で、転職を止めてくることがあると思います。
でも、それで本当にいいの?
上記のようなケース、正直気持ちは分かります。
ただ、僕が考えていることは以下の通りです。
①辞めたいと思っている環境で、身に付くスキルって何なんだろう
②家庭等を持ってからでは、そんなに簡単に転職って出来ないだろうな
③このままストレスを抱えて仕事を続けて、この環境に慣れてしまって良いのだろうか
④この環境が当たり前だと勘違いして、思考停止したら嫌だな
といったことです。
一番大事なのは会社ではなくて自分自身の健康
このブログをご覧になっている方の中にも、
現職に何らかのストレスを感じている人は少なくはないのではないでしょうか。
そんな状況で仕事を続けていくと、精神的に疲労してしまいます。
精神的に疲労してしまうと、思考が止まります。
思考がとまった結果、正常な判断が出来なくなり、休職することになったり、最悪のケースでは自殺される方もいます。
これは本当に残念な事です。
僕の周囲の友人でも、休職された方は本当に真面目な方が多く、誠実に仕事をこなしてきた方などが多い印象です。
真面目であるが故に、『今の環境で頑張らなきゃ』といった形で考えてしまい、
残念な結果になる、といった所です。
長時間労働をはじめとする、労働環境が整備されていないことによる、非常に悲しい日本の労働環境の現状です。
こういった方々を増やしたくない、というのもこのブログを書いている大きな理由の一つです。
転職エージェントなど、いわゆるプロに相談をして、しっかりと自分で物事を考えて進めれば転職は難しくないです。
会社は辞めてもいい
『でも今の会社辞めたら行くところない。』
・スキルがない
・経験がない
そんなの、第二新卒クラスの方であれば当たり前のことです。
そこを求めてくる会社はあなたには合わないだけです。
というより、むしろその会社が世間を分かっていないのかもしれませんね。
あなたにマッチする会社は必ずあるはずです。
ゆっくりでいいです、焦らずじっくり考えていきましょう。
それではまた次の記事で。
感想、相談なんでもお待ちしています。
ありがとうございました。
きちん