こんにちは、きちんです。(@Kichin_Info)
本日は前回記事の続きの記事となります。
転職活動の面接後のフィードバックのうち『併願状況と希望年収』の伝え方について記載していきます。
ちなみに、前回記事はこちらですので、まだ御覧になっていない方がいれば、本記事の前に読まれることをお勧めいたします。
転職活動の面接後のフィードバックが遅くことでお見送りになることも良くあるケースです。企業からすれば当然ですよね。面接3日後に『第一志望です』なんて言われても信じられませんよね。
転職活動においては『どうしたら内定を出したいと思われるか』を強く意識して行動する事が大切になってきます。
目次はこんな感じ。
それでは早速。
併願状況と希望年収は明確に伝える必要がある
自分が企業の人事担当者だったら応募者の併願企業の状況は気になりますよね。よく、転職活動は恋愛に近いと言われます。相手が自分の事をどう思っているのか気になりますよね。そこについてしっかりと伝えてあげることで、相手の打ち手が変わってくるというものです。
例えば、第一志望であるならば、それを伝えたら企業はどう思うでしょうか。
エージェントを利用している企業なのであれば、エージェントは『気持ちが変わる前にすぐに最終面接を組んで早急に採用しにいきましょう』とアドバイスをするでしょう。今の転職市場においては採用スピードが最も重要だと言っても良いほどです。
また、もしも併願企業の方に興味があるならばそれもエージェントに伝えましょう。エージェントがうまく伝えてくれるでしょう。例えば、『転職活動を始めたばかりの方なので、他の企業にも少し興味を持っていらっしゃるようです。良くある状況なので、少し様子を見ながら面接を組みにいきましょう。また面接においてはジャッジするだけでなく、口説くような面接を実施してこちらに振り向かせましょう。』といった形です。
具体的な例
正直な所、第一志望群です。この企業の他にA社にも興味を持っています。正直最終的には年収の比較にはなると思っています。
A社からは恐らく固定残業30時間分を含んで450万円程を提示出来るだろうと言われていますが、残業代込みで450万円以上を提示して頂けるのであれば貴社に決めたいと思っています。
ただ、残業時間についてエージェントさん主語で一点確認して頂きたい点があります。残業について、私は若い内はバリバリ仕事をしたいと思っているので全然問題無いのですが、入社する前に認識しておきたいので、私が配属されるであろう部署の各月毎の平均残業時間を教えて頂きたいです。
意図
どれだけ興味があって、何がどうなったら入社するかを明確に伝えています。
また、エージェント主語で確認してほしいというテクニックに関しても前回記事に記載した通り利用しているケースです。
希望年収などについては、『残業込み』か否かを明確に伝えましょう。若手、特に第二新卒クラスで転職活動をされている方は、この年収についてしっかりと伝えない事が良くあります。ただ、転職するにあたって年収はとても重要な事項です。遠慮せずしっかりと伝えましょう。
気になっている点についてもしっかりと伝える事が大事です。転職した後にこんなに残業があるなんて思ってもいなかったなんて理由でまた転職をする方も良くいらっしゃいます。必要な情報はしっかりと自分から取りにいきましょう。エージェントも依頼しないと情報は取ってきてくれませんからね。よっぽど仲が良くて、貴方の人物タイプや価値観を理解しているエージェントならば勝手に情報を取ってきてくれるかもしれませんが。
よくない例
併願もありますが、入社したいと思っています。
年収に関しても貴社規定通りで良いです。
社風が良いと感じています。
なぜ良くないか
この面接後のフィードバックを見たエージェントがどう思うかを記載していきましょう。
『併願企業を全部辞退してでも入社したいということ?併願企業ってエージェントを通さずに自身で受けている所?併願企業のどういう点に魅力を感じているのだろう?そこが分からないと次の面接での打ち手を考案できない。というかそもそもフィードバックがこれだけ薄いってことは意欲は高く無さそうだな。それより同日に同じポジションを受けたPさんの方がフィードバック早かったし内容も充実しているし、そちらに注力すれば良いかな。希望の年収も書いてないし、自分の意思を持っていないっぽいから時間を無駄にしそう。何か連絡があったら動けばいいか。いったん保留にしておこう。』
といった感じですかね。
ここまで酷いのはあまりありませんが、あり得る話です。エージェントもヒトなので、『お願いした事(面接後のフィードバック)をしっかりとやってくれる方』や『意欲の高い方』のお手伝いをしたいと考えています。エージェントは仕事とはいえ、沢山の方を担当していますので、フィードバックが薄い方等は後回しや非注力になってしまうことは良くあります。そんなことになっては勿体無いので、エージェントとの約束は必ず守り、内容の濃い明確なフィードバックを心がけてください。
本記事は以上となります。
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それでは次の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました。
きちん(@Kichin_Info)