【現役転職エージェントが語る】知っておくべき事と注意点【面接・最終面接編】

 

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 こんにちは、きちんです。(@Kichin_Info)

 

本日は以下の以前投稿した記事の続きの記事となります。

 

今回は前回の続きとして転職活動における以下の流れについて記載してきます。

【面接→最終面接】

各フェーズにおける解説とそれぞれの注意点について記載していきます。転職活動を始められた方向けの記事になりますが、まだ転職活動を始めていない方にとっても事前に知っておくと良い事を記載しておりますので、ご一読下さい。

 

目次はこんな感じ。

 

 

それでは早速ですが記載していきます。

 

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一次面接・二次面接面接

以前の記事で面接の日程調整については記載しましたが、今回は面接当日の話になります。

面接日には時間の5分程前に先方のオフィスについて、受付等で面接に来た旨を伝えられる位の時間の感覚で臨みましょう。受付の方が来られて面接の会場まで案内して下さると思います。受付の段階から面接は始まっていると思って下さい。貴方が面接に来られて関わった全ての方が面接官だと思っても良いほどです。面接でとても良い応対をしても、受付での対応が悪かったりしたらそれが面接官に伝わったら一発アウトです。こちらは過去記事に記載しておりますので、是非御一読下さい。

【参考記事】 

 

面接官の方が面接の会場に入って来られたら、立ち上がって挨拶をしましょう。

『きちんと申します。本日はお忙し中お時間を頂きありがとうございます。』

位の簡単な挨拶で構いません。そのタイミングで恐らく面接官の方から座って下さい、と声を掛けられると思います。

面接開始の方法は企業によってまちまちです。企業側からの会社説明から始まる場合もありますし、『それでは自己紹介からお願いします』といった形で促される場合もあります。

後述しますが、よくある質問例を記載していますので、全ての質問に対する回答を1~5分程度で事前にしっかりと考えておいてください。

面接官から『2分でお願いします』と指示がくることもあるので、1分での回答、2分での回答・・・と準備しておくと、面接の場で焦らずに済むかもしれません。

 

注意点

当たり前の事ではありますが、服装も非常に注意が必要です。その企業に合わせて服装を決めて下さい。HP等で社員の写真が載っていればそれに近しい格好で臨みましょう。たまにジャケットにフケが乗っていて清潔感が無かった、というフィードバックを頂くこともあります。ただ、こちらについては候補者に直接伝えると企業の心象が悪くなるので、候補者にはお見送りの理由としては伝えないことが多い為、自分自身で注意する必要があります。フケ等は友人ですら言いづらかったりもしますからね。靴も大事です。高級な靴である必要はありませんが、必ず磨いてから面接に臨んで下さい。自分が面接官だったら靴がボロボロの人と一緒に働きたいとは思いませんよね。それが全てではありませんが、重要な判断材料の一つになります。 

面接時のよくある質問

自己紹介をお願いします

志望動機を教えて下さい

転職理由(退職理由)を教えて下さい

併願企業の状況を教えて下さい

転職活動の軸を教えて下さい

転職するにあたって絶対にゆずれない条件は何かありますか

強みと弱みを教えて下さい

譲れない年収を教えて下さい

 

最終面接

転職活動における最終面接では執行役員や社長が出てくる場合が多いです。最終面接の内容について記載する前に、最終面接の調整について記載します。先に述べた通り、最終面接では役員の方が面接を担当することが多い為、面接を調整するだけでも難しいです。働きながら転職活動をする場合は、面接の調整に時間がかかる可能性が非常に高いですので、出来るだけ多くの候補日程を企業に提示するようにして下さい。既に仕事を辞めてから転職活動をしている方は基本的にいつでも面接に行けるわけですから、そこで既に差をつけられていることを認識して下さい。採用人数が1名だった場合は、2名に同時に内定を提示することは殆どあり得ません。当ブログでは何度も記載していますが、転職活動においてはスピード感が非常に重要となってきます。

さて、次は最終面接の内容について記載していきます。一次面接等では現場社員や一緒に働く同僚が面接官をすることが多いので良いのですが、最終面接は役員クラスが出てきますので、志望動機などについても気を付ける必要があります。『自分が成長する為に~』等の自分目線ではあまり印象が良くないかもしれませんので、経営者目線を意識してください。詳細については以下に参考記事を載せますので御覧ください。

【参考記事】

 

注意点

先にも述べましたが面接官は役員クラスです。日々その方々が会っているのも役員クラスの方が多いです。そういった方々は100%と言ってよいほど身だしなみにも気を遣っています。そういった方々とお会いする訳ですから、スーツ、シャツ、靴、時計等についても気を付けて下さい。繰り返しになりますが、高級品である必要は全くありません。気を遣っていることが伝われば良いです。もしも自信が無ければ担当のエージェントにアドバイスをもらいましょう。『正直に教えて下さい。私の服装、清潔感ってどうですか。』と、そうすればエージェントもしっかりとアドバイスをくれるでしょう。

次の項目では『よくある質問』を記載していますが、大事なのは『経営者目線で物事を見ているか』です。若手、第二新卒クラスの方であれば正直、見ることが出来ていなくても問題ありません。見ようと努力しているか、が重要です。しっかりと本気で企業について調べ上げているか、その上で自分の頭で考えているか、そこを面接官は見ています。

最終面接でのよくある質問

強みを活かす為に日々何を意識しているかを教えて下さい

弱みを克服する為に何を意識しているかを教えて下さい

最近読んだ本(3冊) とその感想を一言で教えて下さい

尊敬しているビジネスパーソンは誰か、またその理由を教えて下さい

尊敬出来ない人はどんな人か、またその理由を教えて下さい

貴方を雇うメリットを3つ挙げて下さい

将来どうなりたいかを教えて下さい

3~5年後にどうなっていたいか、またその為に努力している事を教えて下さい

失敗した経験と、それをどう乗り越えたかを教えて下さい

当社の事業に対する何かアドバイスはありますか

当社の良くない点を教えてください

親しい人に当社を説明するように、当社を説明してください。

当社の競合企業を3社教えて下さい

競合比べた当社の優位はどこにあるかを教えて下さい

最近気になったニュースとそれが気になった理由、それに関する考えを教えて下さい 

 

 

当記事は以上です。

参考になりましたでしょうか?

 

次の記事では最終面接終了後からの流れ、具体的には以下の流れについて記載していきます。

【内定=条件通知→内定承諾→退職の申し出→退職日確定=入社日正式確定→退職=入社】

この一連の流れを記載し終わったら『よくある質問』の各質問についての解説をしていきたいと思っています。

 

 

それでは次回の記事でお会いしましょう。

 

ありがとうございました。

 

 

きちん(@Kichin_Info)