【現役転職エージェントが語る】知っておくべき事と注意点【内定承諾から入社まで】

 

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こんにちは、きちんです。(@Kichin_Info)

 

ゴールデンウィークで時間も取れることもあり更新頻度が上がってきました。

徐々にアクセス数も増えてきて、TwitterでのDMでご相談いただける事も増えてきました。今後もお待ちしております。

 

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さて本題に入っていきます。

本日も前回記事の続きの記事となります。

【前回記事】 

今回に関しては、以下の流れの各フェーズにおける解説と注意点を記載していきます。

【内定=条件通知→内定承諾→退職の申し出→退職日確定=入社日正式確定→退職=入社】

 

目次はこんな感じ。 

 

それでは早速記載していきます。

 

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内定

晴れて最終面接を通過して、企業から内定通知書を貰ったら安心して下さい。これまで聞きづらかった残業についての詳細や働き方についてもどんどん質問してください。内定を提示した時点で企業側はそれを取り消すことは基本的にありません。

(稀に内定取り消しをする企業がありますが、これはかなり事業リスクを孕むので基本的には安心して良いでしょう。もし仮に内定取り消しにあった場合は、「内定取り消しなんてする企業に入社しなくてよかった、入社する前に気づけて良かった」位の気持ちでいて下さい。中には労基署に駆け込む方もいますが、正直時間の無駄になってしまう可能性が非常に高いので基本的にはオススメしません。あまりに悪質な場合はエージェントに相談して、動き方を決めるのが良いでしょう。)

 

注意点

内定のフェーズにおいては本当に注意が必要です。具体的には、内定ではないのに内定だと勘違いしてしまう候補者の方が居るため、注意が必要です。具体的には『内々定』や『最終面接合格』を内定と勘違いするケースです。

内定は法的効力を持ちますが、先に述べた『内々定』や『最終面接合格』は法的効力を持ちません。つまり、「最終面接合格だけども内定は出なかった」という事があり得るということです。もしも間違えて、最終面接合格の状態で現職に退職の申し出をしていて、内定が出なかった場合は、就業先がなくなってしまいますので、本当に注意が必要です。こちらに関しては、企業の人事担当者も正確に認識していない事もあるので、必ず書面もしくは企業のドメイン及び送信者が分かるメールにて『内定』の文言を貰って下さい。

 

条件通知

内定通知と同時に条件が通知される場合もありますが、タイミングが少しずれることもあります。条件を貰ったら年収だけでなく、その他の条件についてもしっかりと確認しましょう。希望の年収に届いていなかった場合の交渉もこのタイミングが良いでしょう。ただ、最低希望年収については、条件提示される前にしっかりとエージェントに伝えておくのが良いでしょう。年収の提示に関しては、企業内で稟議を通して提示しているものなので、交渉をする場合は再度稟議にかける必要があります。単純に手間になりますし、人事担当者も上の役職者から「なんで事前に確認しておかないんだ」などと怒られてしまうかも。

 

注意点

固定残業代や裁量労働制を適用している企業もあるので、その点についても詳細に確認しましょう。まれに法律違反をしている企業もあるので、しっかりと法律に則った制度運用がなされているかの確認を実施して下さい。大手エージェントの場合は本件についてしっかりと確認をしている事が多いですが、中小規模のエージェントの場合はまだ対応していない場合もあります。当初渡された求人票と提示された条件に少しでも祖語がある場合はしっかりとエージェントに確認しましょう。入社後にこんなはずじゃなかった、と言っても誰も守ってくれません。エージェントを利用していようとも、判断するのは自分自身です。そこはしっかりと認識しておきましょう。

※本当に稀なケースではありますが、内定承諾後の辞退は損害賠償請求をされるケースもあります。入社にあたって、パソコンや制服などの準備をしていた等既に費用を使っていた場合等で有り得るみたいです。

【参考記事】

 

 内定承諾

条件についてしっかりと確認し、問題が無ければ内定の承諾をしましょう。ただ、内定通知書に入社日について記載があるはずですので、そちらの入社日で問題ないかどうかしっかりと確認した上で承諾をしましょう。入社日が難しい場合はエージェントに、可能な入社日を連絡して企業に交渉してもらいましょう。

 

退職の申し出・退職日の確定

内定承諾をした後は、現職の企業への退職の申し出をする必要があります。今の転職市況だと恐らく強い引き留めにあうかと思います。もしかしたら少しだけ年収を上げると言われるかもしれません。もしかしたら昇格するかもしれません。ですが、もう内定承諾をしているので、必ず辞めるようにしましょう。憲法は国民に職業選択の自由を認めていますが、これはヒトとしての問題です。関わった全ての方に迷惑をかけることになる為、僕はこのスタンスをとっておりますが、最終的には自己判断でお願いします。

多くの場合は退職の申し出から1週間程で退職日が確定し、申し出から1ヵ月程で退職出来る事が多いです。ただ、状況に応じて多少前後します。

 

注意点

退職の手続きの進捗に関しては、こまめにエージェントに連絡するようにしてください。エージェントは企業への報告義務があります。候補者と連絡が取れていないとなると、エージェントは何をやっているんだ、と怒られることもありますし、単純に「候補者の方は状況の報告も出来ないのか」と、入社前に評価を下げることになってしまいます。

また、退職日の確定までに誰とどんな話をする必要があるのか、については退職を申し出たタイミングですぐに確認しましょう。そうすることで、企業も進捗状況を理解出来て安心します。

また、内定通知書の日付に入社出来ないかもしれない、といった状況になった場合も隠さずにすぐにエージェントに相談しましょう。入社日直前に入社出来ないかも、と連絡されても、企業側ではもう事業計画等を立案した後かもしれません。悪い報告こそ早く行いましょう。そこでもし企業側が、指定の入社日でなければ受け入れが難しいという状況であれば、現在就業している企業にも、その旨を伝えて退職させてもらいましょう。

※あまりお勧めはできませんが、例え就業規則上で退職日の3か月前に申し出る事が義務付けられていても、法律上退職を伝えてから2週間で辞める事が認められています。転職活動をするにあたって知識として認識しておいてもよいでしょう。

 

入社日の確定・退職

退職日が確定したら、エージェントにその旨を伝えて入社日を正式に決定しましょう。基本的に内定通知書に記載されている入社日であれば問題はないことが多いですが、受け入れる企業側でも様々準備が必要になってきますので、確定したタイミングですぐに報告してください。

 

入社

入社日当日については、特に難しいことはありませんね。エージェント経由かもしれませんし、もしかしたら企業から直接書類で案内されるかもしれません。出社時間や服装、持ち物など基本的な内容ばかりでしょう。ただ企業によっては、入社日までの提出書類がある場合もあるので、そこの期日は必ず守りましょう。保険証発行等の手続き関係で、不便なことになることもあります。

 

 

 

少し長くなりましたが本記事は以上です。

 

参考になりましたでしょうか。

何かご質問等ございましたらお待ちしております。

 

 

それでは次の記事でお会いしましょう。

 

ありがとうございました。

 

きちん(@Kichin_Info)