第二新卒での転職成功:リクルートへの転職に成功【インタビュー記事】

 

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こんにちは、きちんです。(@Kichin_Info)

本日はリクルートへの転職に成功した私の友人(以降:A)にインタビューした内容を記事にしました。

(※リクルートはグループ会社が複数ありますが、Aの希望により社名は伏せます)

第二新卒で転職に成功したケースですので、参考にして頂ければと思います。

目次はこんな感じ。

 
それでは早速書いていきます。

 

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簡単に経歴を教えて下さい

東京の日東駒専レベルの大学を卒業し、新卒で第一志望だった金融系企業に就職しましたが、色々あって新卒で入社した金融機関を約2年で辞めました。
僕の場合は退職してから転職活動を始め、活動開始から1ヶ月で3社から内定を獲得し、その中でリクルートに決めました。 

なぜ転職しようと思ったのですか?

それは転職活動の面接でも必ず聞かれましたね。
端的に言うと、3つあります。
1つ目は、スピード感が遅い
2つ目は、汎用性のあるスキルが身に付かない
3つ目は、言われた事だけこなす仕事がつまらない
です。 

「スピード感が遅い」とは?

そのままですね。稟議1つ取っても、根回しが必要でしたし、そこから承認までの時間も相当かかってました。

入社当時は上の人も忙しいから仕方ないか、等と思ってましたが、社外の友人等に聞くと明らかにスピード感が無い事が分かり愕然としましたね。 

 

「汎用性のあるスキルが身に付かない」とは?

これはあまり社外の人と話さないと気付かないのですが、金融機関で身に付けられるスキルって、その社内もしくは同業界でしか使えないんですよね。将来的にもずっと金融機関にいるなら良いんですけど、僕はそうは思わなかったので。


「言われた事だけこなす仕事がつまらない」とは?

皆さんがイメージしている通りだと思いますよ。

僕が居た金融機関では、自分で考えるとか新しい事をする、とか全く歓迎されない雰囲気だったんです。新入社員の時は全てが新しい事なので違和感はありませんでしたが、徐々に飽きてきてしまいました。
途中何度か上司に相談もしたのですが、即却下されましたね。今となっては、変な事されて自分の評価を下げたく無かったんだな、とは思いますが。

 

転職する事に関しては誰かに相談しましたか?

まずは両親に相談しましたね。

「辞めたいならすぐ辞めたらいいよ、若いんだからなんとでもなるよ」と言って貰えたので特に、誰かを説得、とかはしていないです。

他は仲の良かった同期ですね。同期も辞めたかったみたいで、一緒に転職活動をしました。

 

なぜ転職先を決める前に退職したのですか?

働きながらだと、どっち付かずになりそうな気がした為です。

どうしても目の前の仕事はこなさなきゃならないし、ただそうなると面接は組めないし、等ストレスになりそうだったので先に辞めちゃいました。実際最初は働きながら面接を受けてみたのですが、どうしても仕事が忙しくて無理でした。
ただ、辞めてからの転職活動だったので、面接はサクサク組めて楽でしたよ。

 

どんな企業を受けてたのですか?

最初にお話した、3つの転職理由が解決出来る企業というのが前提ですが、人材系企業と業種を絞らずにベンチャー企業を受けてました。
きちん(管理人)から転職エージェントの仕事内容を聞いて純粋に面白いと感じたので、人材系。あとは世間で言うカリスマ経営者の下で働いてみたいと思ったのでベンチャー企業、という感じです。コンサル業界も受けたのですが、大手は全部書類で落ちました。

 

人材系はどういった所を受けたのですか?

リクルートだけですね。
というより、リクルートを受けたらトントン拍子に選考が進んでいって、他の人材企業を受ける間も無く内定を頂いたのでここに決めました。

他の大手2社も応募はしましたが、面接に案内されたタイミングで既にリクルートから内定が出ていたので辞退しました。

 

ベンチャー企業はどういった所を受けたのですか?

ベンチャーといっても、メガベンチャーから本当に従業員数名のベンチャーまで幅広く受けました。業界業種は絞らなかったので、広告系やネット系など様々です。
ただ、途中でエージェントから「金融機関に居たAだと、社内インフラが整っていなさ過ぎるベンチャーは多分合わないからオススメしない」と言われて妙に納得したので、数としてはあまり受けなかったのですが、結果としては、広告系ベンチャーとネット系メガベンチャーから内定を貰いました。

 

なぜリクルートに決めたのですか?

転職活動を通して人材に興味を持った、という点と、とにかく面接が面白かったから、ですね。志望動機とかも簡単には聞かれましたが、基本的には僕の幼少期から現在に至るまでの様々な話をしました。スキルなどより『ヒト』を見ているんだろうな、と感じました。

あとは、配属先にもよりますが様々な企業と接する事になるのでやりたい事も探せそうだな、とも思っていました。

 

面接では具体的にはどういうお話を?

リクルートの面接は、まずはSPI試験を受けて通過すると、1時間程の会社説明会+40分程の面接に呼ばれました。選考での面接は合計3回でした。

面接ではこれまでのキャリアや人生についてどんどん質問されました。「なぜ野球をやろうと思ったのか」や、「その高校を選んだ理由」等、本当に転職活動に関係ない事も幅広く、聞かれましたね。
どういった判断基準を持っているか、を確かめたかったんだと思います。正直そんな幼い頃まで聞かれると思って無かったので、雑談をしているような感じでした。

面接の中で「それって何でだろうね?」って何回聞かれたか分からないです、兎に角深くまで聞かれて、最後には「将来は何したいの?」といった話になっていきました。

 

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将来は何をしたいと答えたのですか?

「まだ分からないので働きながら見付けたい」と回答しました。

対して面接官は「当社は色々な価値観を持っている人が多いから見付けられるといいですね。」と言って頂けました。ただ、モチベーションは自分で維持出来ないと当社では活躍出来ないかもしれないから、次の面接までに「何が自分の原動力か」を整理しておくようアドバイスを頂きました。

 

面接の中で次の面接のアドバイスとは珍しいですね

そういった点もリクルートを選んだ理由の1つですね。リクルートには申し訳ないけども、自身の価値観や転職の軸等を整理する為に面接を受けるのも良いかもしれないですね。物凄い細かい、昔の事まで聞かれますから。

 

最終面接はどのような内容でしたか?

面接官は役員の方で、雰囲気は流石に少し堅いものでした。
ただ面接のベースはそれまでと変わらず、質問、対話によってどんどん深堀りしていくものでした。あとはそれまでの面接と同様、「それはなんで?」というのは本当にめっちゃ聞かれました。

 

感触としてはどうでしたか?

手応えはありましたね。最後の20分程はずっと質問に答えて頂いてました。事業の方向性とか、逆にその役員に「将来どうなりたいのか」を聞いてました。役員の方から将来どうなりたいのか、が明確に返ってきたので正直驚きました。こんなにエネルギッシュな方が居るなら、是非一緒に働きたいと思い、その気持ちもその場で伝えました。

 

結果はどのくらいで出ましたか?

たしか、面接後2日できましたね。即承諾しました。

 

エージェントは利用していたのですか?

中小の両面エージェントを利用していました。面接の前日と面接終わった日に必ず連絡をくれたので、心強かったですね。企業からの評価もすぐに確認して下さったので、本当に一緒に頑張った仲間という感じです。転職先が決まって、2人で飲みに行きました。

 【参考記事】

 

www.wakatenshoku.net

 

リクルートに転職したい方に何かアドバイスはありますか?

 多分イメージしている転職活動の面接とは随分違う物なので、リクルートに興味が無くても受けてみると面白いかもしれません。面接官の方は基本的にマネージャクラスの優秀な方なので、自身のキャリアの棚卸等も面接の場でどんどん深堀することが出来ると思います。

もしも入社したいということであれば、とにかく「素の自分」で受けることをおすすめします。

志望動機等、キレイな言葉で取り繕っても見破られてしまうと思います。実際僕の先輩で、「給料が良いから」という理由を語って入社している人もいます。他にも僕みたいに「やりたい事がないからとりあえず入社してから色々と考えたい」という事を話しても合格になっている人もいます。

正直まだ明確には知らないので事実かどうかは分からないのですが、リクルートの採用基準に、「熱量」「行動力」「セルフスターターかどうか」というものがあると聞いた事があります。

『受け身ではなく、自ら本気で考えて行動に移しているか』を意識してみると良いかもしれません。僕もエージェントからこれを聞いていたので、それに合う過去の自分のエピソードを語れるように準備はしていました。結局聞かれませんでしたが。

 

 

今回の記事は以上になります。

1時間以上話を聞かせてもらったのですが、色々と脱線してしまったりしたので、所々省略しています。

 

吹き出しのような形で記事にしようかとも思ったのですが、僕のスキル不足につき、いつもと同じような形式での記載となっております。。

 

参考になりましたでしょうか。

コメント等いただけると嬉しいです。

 

それでは次の記事でお会いしましょう。

 

ありがとうございました。

 

 

きちん(@Kichin_Info)