【現役転職エージェントが語る】ベンチャー企業に向いている人、いない人

 

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こんにちは、現役転職エージェントのきちんです((@Kichin_Info) 

 

最近よく聞くようになった『ベンチャー企業』という文言。
新卒の学生にも人気が出てきましたが、実際ベンチャー企業って何者なのか分かりづらいですよね?

当記事では、ベンチャー企業とは?といった疑問や、どういった人がベンチャー企業に向いているのかについて記載をしていきます。
実際に管理人も人数規模300人以下のベンチャー企業と大手企業を経験しているので、それらの経験も踏まえて記載していきます。

 

誤解の無いよう予め記載しますが、管理人はベンチャー企業への転職は大賛成側の人間です。ただ、向いていない人や、覚悟が足りない人が転職しても絶対にうまくいきません。事業内容だけに魅力を感じて飛び込むのは危険ですので、しっかりと情報収集を行った上で、意思を決めて下さい。

 

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目次はこんな感じ。

 

 それでは早速書いていきます。

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ベンチャー企業とは

人数規模の多い大手企業では、リスクやスピード感のの観点から、
取り組むのが難しいような確信的な事業を立ち上げる企業を指します。
もう少し具体的に言えば、新しいビジネスモデルを基に運営している事業や、
新しい商材によって成長している企業等がこれに当たります。
また、立ち上げ間もないフェーズのベンチャー企業であれば、
『スタートアップベンチャー』と呼ばれることもあります。

※ベンチャー企業については、明確な定義というものはまだ存在しない為、
当記事に関しては筆者も様々調べた上での個人的見解を記載しています。

社内ベンチャーとの違い

こちらの文言も最近よく耳にするようになりました。
これらは既存の企業が新規事業を始める際に独立した部署やチーム等を設立して事業開発に取り組むことを指します。
既存の企業内での活動となりますので、新たな登記等は行わないことが多いです。
ただ、事業が上手くいった場合は、あらゆる観点から独立した法人を立ち上げることもあります。

社内ベンチャーは名立たる大手企業が社内でイノベーションを起こす為に、新規事業の提案コンテストを実施している話等はよく聞きます。
有名な所だと、リクルートグループがそうでしょう。
新規事業提案制度として「New RING」というイベントを定期的に開催しています。
興味があるかたは、「リクルート New RING」で調べて頂ければすぐに見付かりますので御覧ください。
ベンチャー企業との見分け方としては、『社名』や『株主』『企業の歴史』等があります。
社内ベンチャーの場合は、『株式会社きちん』から独立して、『株式会社きちんなんちゃら』といった社名にすることもあります。また、既存企業からの独立になりますので、多くの場合は基の企業が筆頭株主になっている事が多いです。
最後に、企業の歴史についてはHPをご覧いただければお分かり頂けると思います。
転職先として検討する際はしっかりと調べてみて下さい。

よくあるベンチャーへ転職する理由

ベンチャー企業に転職する際の理由は様々ありますが、
中でもよく聞く理由について記載していきます。

裁量権が小さい

どのような企業でも入社して暫くの間は、裁量権はほぼないでしょう。
大手企業であれば尚更かもしれません。
企業によっては、入社数か月は先輩の社員に同行して商談の議事録と報告書の作成のみ行う、といったケースもあるようです。

先輩社員を見てみる

入社年次が上の先輩を観察してみて下さい。
その先輩も今の貴方と同じ仕事をしていますか?
もしそうでないのであれば、その先輩の行っている仕事は魅力的ですか?
将来自分のなりたい姿を考えた上で、その先輩の仕事が改めて魅力的に見えるのであれば、現職に留まっても良いかもしれません。

ガチガチに固められた社内ルール

大手企業や少し歴史のある中小企業であれば、社内の業務ルールは固まっているものです。
何か社内で書類を提出するにしても、何個もハンコを貰わなければならなかったり、煩わしい社内システムを利用しなければならなかったりします。

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ベンチャーに向いている人

第二新卒ベンチャーに向いている人は、大きくは以下の二つの要素を備えている方だと思います。
両方を兼ね備えていないと難しいかと思いますので、じっくり考えてみてください。

決断力と行動力がある(早い)方

『転職したいな~どうしようかな~』と決め切れずに時間が経過している方は向いていないかと思います。
圧倒的なスピード感をもって業務を遂行するベンチャー企業においては、その決断力では取り残されてしまいます。
もしくはそもそも入社すら出来ないでしょう。
会社を辞めるというのは勇気が要る行動です。転職しない方が圧倒的に精神的には楽でしょう。
そんな中でもチャレンジしたいんだ、という方のみがベンチャー企業へ行くべきでしょう。

『1→10』よりも『0→1』が好きな方

何か新しい事を作り出すこと、考えることが好きな人はベンチャー企業に向いているかもしれません。
転職活動の面接においても、ご自身の『0→1』の経験を話すと恐らく感触は良いものでしょう。

ベンチャー企業に向いていない人

上記の『ベンチャー企業に向いている人』の観点以外に、ベンチャー企業に向いていない人の特徴を一つだけ記載していきます。

受け身(受動的)な方

『教えて頂ければやります』『マニュアルはありますか』
何か新しいことに挑戦する際に、上記のような言葉が浮かぶ方はベンチャー企業には向いていないでしょう。
心の中で上記の特徴に当てはまる方で、ただベンチャー企業に挑戦したいという方は、一度実際にベンチャー企業で働いている方と会ってみて下さい。そういった方達の人物タイプに触れて、今の自分に何が足りないか何となくわかるはずです。
それを克服出来たらベンチャー企業に挑戦してみて下さい!

社内インフラが整っていないことを肝に銘じて欲しい

これまでの内容を呼んで頂きそれでもベンチャーに行きたいという方は、ベンチャー企業に向いているかもしれません。
しかし、上述もしていますが改めて考えてみて下さい。
ベンチャー企業は本当に何も社内インフラが整っていません。
文房具等は自分で買ってきて、もしかしたら自己負担かもしれません。
先輩が残したナレッジやマニュアルはないかもしれません。
OJTや研修といった手厚いフォローが無いかもしれません。
就業時間等は各自で管理して残業代は出ないかもしれません。
それでもベンチャー企業に飛び込みたいという方、心より応援しています!

無いものねだりかもしれない

ガチガチにルールが決まっているのは煩わしいかもしれませんが、逆に何も整備されていない状況だったら満足出来そうですか?
ルールというのは、先人達がより効率化する為に設定した物が殆どです。
社内のルールが整備されていないと、どうしても上長のハンコを貰わなければならない物があった時も、上長が戻ってくるまで依頼出来ないかもしれませんね。
また、社内で初めての仕事が発生した場合、自分でマニュアル等を作成しなければならないかもしれません。
そのような環境の方が面白そうだ、成長できそうだ、と感じる方はベンチャー企業に向いているかもしれませんね。ただ一度転職のプロであるエージェントに相談してみてください。

【参考記事】

www.wakatenshoku.net

 

頑張って下さい!

 

 

本日は以上になります。

参考になりましたでしょうか。

  

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それでは次の記事でお会いしましょう。

ありがとうございました。

 

 

きちん