こんにちは、現役転職エージェントのきちんです(@Kichin_Info)。
本日は退職についての記事です。
既に内定を獲得された方も、これから転職活動を始める方も事前に知っておいて損は無い情報です。
退職交渉(退職の申し出)はトラブルも起きやすいので、しっかりと情報をインプットしておきましょう。
ちなみに、当ブログはブログランキングにも参加しております!クリックにて応援頂けると嬉しいです!
転職活動のジャンルですので、他のブログも非常に参考になるかと思います!
目次はこんな感じ。
それでは、早速書いていきます。
【スポンサーリンク】 <
内定を承諾したら退職交渉
転職活動においては、入社の前に誰しもが退職の申し出をする必要があります。
担当の転職エージェントと相談しながらしっかりと手続きをすすめましょう。
目指すべきは円満退社
どんな理由で転職するにしても、基本的には円満退職を目指しましょう。
ただ、円満退職を意識しすぎて退職の時期がずれてしまうなど、
次の就業先に迷惑をかけてしまうこともありますので、注意が必要です。
引き留めにあった時はどうしたら良い?
どんな会社でも従業員に辞められるのは大きな痛手です。
優秀な方であればあるほど、辞めないでほしいと言われることがあり、
『給与を上げるから辞めないで欲しい』など引き留め方は様々です。
しかし、そこでその場を取り繕う為に『もう一度考えます』等とは伝えてはいけません。
『お言葉はありがたいのですが、次の就業先も決まっておりますので』
としっかりと意思を伝えて下さい。
中には『ここまで育ててやったのは誰だと思っているんだ』と怒鳴られたという話も聞いた事があります。
現職の不満は言わない
・上司との相性が合わない
・有給休暇が使えない
・残業が多い
等と、現職の不満を伝えてはいけません。
『じゃあ部署を異動させるから辞めないでほしい』等と返されてしまう為です。
出来るだけポジティブな理由を伝えましょう。
『挑戦したい事がある』等ですね。気持ちよく最終出社日を迎えられるよう、本音と建前は使い分ける必要があるかもしれません。
退職って誰に伝えるの?
退職の申し出は直属の上司に行います。
一番最初に人事に直接伝える方もいらっしゃるようですが、
個人的にはまずは上司に伝えるのが良いかと思います。
情報の逆流には注意が必要
同僚や先輩に先に退職の話をした時に、何かの間違いでその話が上司に伝わってしまうことがあります。
これは上司からするとあまり気持ちの良い話ではありません。
転職というのはなかなかにデリケートな話ですので、誰に相談するのかしっかりと考えて下さいね。
退職が受け入れてもらえない
最近、『退職を受け入れてくれない』といったお話もよく伺います。
目の前で退職届を破られたなどの酷い話も聞いた事があります。
以下のような理由で退職を受け入れないケースがあるようです。
・後任が見付かっていない
・会社の経営が傾いている
ただ、そこで挫けてはいけません。
次の会社への入社日は決まっているかと思いますので、しっかりと退職交渉を続けなければなりません。担当の転職エージェントにも随時相談し、アドバイスを貰ってください。転職エージェントは何人もの退職をサポートしてきたプロです。良いアドバイスが貰えるはずです。絶対に一人で抱え込まずにプロに相談しましょう。
【関連記事】
民法は申し出より2週間で辞める事を認めている
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。
この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。
民法第627条1項に上記のようになっています。
退職届が受理されない、等どうにもいかなくなった際は、
エージェントにも相談しながら上記の手段を検討しても良いかもしれませんね。
円満退職を目指すとは言え、僕は最終的にはご自身の幸せを最優先にして構わないと思っています。
※雇用の期間が定められている場合は、『やむを得ない事由』がある際に退職を認めています。具体的にはセクハラ等ですね。
【スポンサーリンク】
退職届はいつ提出すればよいの?
一般的に言われているのは会社が退職を承認した後でしょう。
1カ月前までに提出するのが良いでしょう。
ちなみに、この退職届は法的な効力を持っている為、直属の上司が受け取ってくれないこともあります。退職届は受け取った時点で、それを認めたことになってしまいますので、受け取りたくても受け取れない、といった所でしょうか。
おまけ:退職理由の本音と建前
リクナビNEXTに面白い記事がありましたので、良かったら御覧下さい。
本音
1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(23%)
2位:労働時間・環境が不満だった(14%)
3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(13%)
4位:給与が低かった(12%)
5位:仕事内容が面白くなかった(9%)
6位:社長がワンマンだった(7%)
7位:社風が合わなかった(6%)
7位:会社の経営方針・経営状況が変化した(6%)
7位:キャリアアップしたかった(6%)
10位:昇進・評価が不満だった(4%)
建前
1位:キャリアアップしたかった(38%)
2位:仕事内容が面白くなかった(17%)
3位:労働時間・環境が不満だった(11%)
3位:会社の経営方針・経営状況が変化した(11%)
5位:給与が低かった(7%)
6位:雇用形態に満足できなかった(4%)
6位:勤務地が遠かった(4%)
6位:仕事に対する責任がなく物足りなかった(4%)
9位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった(2%)
9位:同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった(2%)
【出所:リクナビNEXT/https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/4982/】
本日は以上になります。
参考になりましたでしょうか。
Twitterでは、記事にするほどではないけども…といった内容をつぶやいていますので、フォローして頂けると嬉しいです。
Twitter →(@Kichin_Info)
それでは次の記事でお会いしましょう。
ありがとうございました。
きちん