【現役転職エージェントが語る】企業とエージェントの裏側を知れば転職も上手くいく?

f:id:eleven_month_retirement:20180408161907j:plain

こんにちは、きちんです(@Kichin_Info)。

 

本日は、ちょっと今までと違う内容を記載していきたいと思います。

 

というのも企業の人事担当者と転職エージェントが協力体制を築くためのお話です。

転職者というよりは、採用(人事)担当者向けの記事になりますが、転職活動をしている方も、これらを知っておくと、エージェントとうまくコミュニケーションを取れるかもしれません。

【参考記事】

 

www.wakatenshoku.net

 転職エージェントの裏話といったテイストになるので、暇つぶしにはなるかと思います。

※全国の採用担当者へ届くと嬉しいです。

 

ちなみに当ブログはランキングにも参加しています。 参考になるブログも沢山ありますので、是非御覧下さい。

 


転職・キャリアランキング

目次はこんな感じ。

【スポンサーリンク】

 

 

それでは早速書いていきます。

転職エージェントが注力する企業ってどんな企業?

どんな会社もエージェントに注力してほしいですよね?そのような企業になる為に必要な事を記載していきます。

以下、何点かありますので、御覧下さい。 

 

転職エージェントとの協力体制を築こうとしている企業

本当にこれに尽きます。

どれだけ大手有名企業だろうが、エージェントとの協力体制を築こうとしていない企業は、本当の意味での注力はされません。大量採用をしている為、売上の為に注力されることもありますが、それでは長い目で見た時には企業の採用力が上がる訳ではないので意味がありません。

 

協力体制ってなに?

ちょっと抽象的な文言ですので、解説していきます。

 

約束を守る

『求人票は本日中に書き上げますので、明日中に確認をお願いできますか?』

『書類選考は2日以内にお願いしますね!』

『面接の結果は即日くださいね!』

と約束したにも関わらず、これらの約束を反故にする企業があります。

これはエージェントも本当にやる気が無くなります。エージェントも数値目標を持っている為、日々多忙な方が多いです。そのような中で事前に準備を行い、企業へ訪問し、求人票を作成し…と、ご採用成功の為に、時間を割いている訳です。

求人票を作成するのも楽な仕事ではありません。一時間に何本も社内外から電話がかかってくる中で時間を作り、求人票を作成しています。それだけ注力して作成した求人票を放置されたらやる気が落ちませんか?

『こちらからの依頼を全て飲め』と言っているのではありません。出来ないなら出来ないで良いのです。

『今週は忙しいから来週の月曜日に確認するね』そう伝えれば良いだけです。

エージェントは約束した内容を基に日々の業務をスケジューリングしますので、一つ狂うだけでダメージが大きい訳です。

 

インタビューに応じる

求人票の作成には多くの情報が必要となります。そうなるとインタビューが必要になります。

人事担当者も求人の内容は聞いているかとは思いますが、やはり現場で実際にその業務を行っている方から直接話を聞くのとは情報の質が随分違います。採用成功の為に、エージェントに是非時間を作ってあげて下さい。

現場の社員とエージェントを繋げるのは手間ですよね。ですが、そこは何とか協力してあげて下さい。転職者が見れるのは求人票の情報だけです。求人票の良し悪しで採用が決まるといっても過言ではありません。エージェントの為、ではなく、転職者の為に時間を使ってあげて下さい。

 

【スポンサーリンク】

 

 

丁寧かつ詳細に情報を提供する

『一次面接を実施した結果、お見送りでした。』

エージェントにこのような連絡をしている人事担当者の方はいませんか?

単発で見た時には、この転職者の面接は終わりですが、エージェントからすると違います。

理由は、以下の通りです。

①エージェントは転職者に伝える義務がある。

②その後の採用の参考にする必要がある

 

一個目についてはそのままですので、②について記載します。

②その後の採用の参考にする必要がある

エージェントからすると、この面接が終わったとしても採用活動は終了ではありません。お見送りになったのであれば、引き続き他の方を紹介する必要があります。その参考情報が必要になるわけです。

お見送りでも合格でも、【良かった点】【悪かった点】の2点は必ず伝えてあげて下さい。

【良かった点】

こちらについては、お見送りだとしても伝えてあげて下さい。

これが無いと、エージェントの中での企業の評判が悪くなる可能性があります。法人営業と面談担当が分かれているエージェントでは、これが起こる可能性は非常に高くなります。

『あそこの面接にいった転職者、いつも不機嫌になって戻ってくる。だからもうあそこの企業の求人票は紹介したくない。』

となる訳です。エージェントへのフィードバックに少し手間をかけるだけで、こういった悪評が立つのを防げます。

 

【悪かった点】

これは、転職者へ伝えるという意味もありますが、一番の目的は次の紹介に活かす為です。

例えば、『暗くて挨拶も無かった』というフィードバックをエージェントに伝えれば、次はそのような候補者はご紹介しないように注意する訳です。

 

 

本日は以上です。

 

知り合いに人事担当者の方がいらっしゃる方、是非この記事をご紹介頂けると嬉しいです。

より良い転職が増える為には、協力が必要不可欠です。

企業とエージェントが協力し、幸せな転職が増える事を祈っています。

 

 

ご質問、ご相談何でもお待ちしています。

 

Twitterでは、記事にするほどではないけども…といった内容をつぶやいていますので、フォローして頂けると嬉しいです。

 

Twitter → (@Kichin_Info)

 

それでは次の記事でお会いしましょう。

 

ありがとうございました。

 

 

きちん